声の達人になるためのブログ

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朗読に適した台本を探すヒント

子供に読み聞かせる時や、大人相手の様々なイベントなどで、朗読を活用する機会は多くあります。

プロの俳優でなくても、読み方やほんの少しの表現を工夫するだけで、目の前に広がる世界は無限大に広がり、聴く人に深い感銘を与える事ができます。

催し物の種類や方向性によって、どの様なものを読めばより確実に盛り上がるかが決まってくるため、台本選びは極めて重要です。

狙った効果を得るためにも、的確に選べるコツをいくつか頭に入れておきましょう。
まず、朗読を聞きに来る人たちの層を把握します。

年齢はどのくらいなのか、性別は男女のどちらが多いのか、イベント自体の趣旨は何なのか、など、様々な要素が絡んできます。

例えば年齢層については、子供が多いのであれば、スタンダードな昔話や童話などは、長い歴史に裏打ちされたよさを持っているため、間違い無く盛り上げる事ができます。
これらのタイプの台本は、読む側も内容を熟知している事が多い為、より深く内容を表現しする事が容易にできます。

他にも、登場するキャラクターが大げさな話し方をする、表情がよく変わるなどの、笑いを生みやすい表現のできる様なものを選ぶのも効果的でしょう。

子供は大人と比べると集中力のもつ時間が短く、様々なトリックを交えた時間にする事で、より長く引きつけておく事ができますので、それを頭に入れてセレクションをすると良いでしょう。

反対に大人の場合は、人気のあるエッセイストの作品や、売れ行きが良く社会的にも認知されている作品などを選ぶとき面白いかもしれません。

話題性のあるものに対しての反応は概ね良く、まだ読んでいないけれども内容を知りたいと思っていた、といったような興味を引きつけやすく、朗読を盛り上げる事に繋がります。

大人が相手の場合も、子供の場合ほどではありませんがシャレの要素を生かした軽い感じで読み進めて行くと良いでしょう。

場の空気を重たくする事なく、とにかく楽しい雰囲気で進めて行くと、聞きにきた人の誰もが喜ぶ結果を生む事ができます。

これには例外もあって、例えば戦争と平和に関するイベントなどで、戦争の体験者による手記や詩などを朗読する、という局面も考えられます。

このような場合には、反対に重々しく、ありったけの思いを込めて朗読するようにしましょう。

作品に対する敬意と、平和への強い思いを表現するという意味でも、自分の気持ちをストレートに表現し、言葉のひとつひとつに乗せていくような気持ちで読みます。

こうする事で、楽しい雰囲気を作る時と同じように厳粛な空気を自ら作り出す事ができ、催し物の雰囲気にふさわしい、厳粛で感動的な時間を演出する事ができます。

基本的には、聞く人の共感を得るにはどのようなトーンにしたら良いのか、という風に考えると良いでしょう。

日常会話で相手との間合いを読むのと全く同じ事だと思えば難しくはないはずです。
場の空気をその都度感じながら、時に重々しく、時に軽く、思ったままに表現する事で、面白い時間を全員で共有できます。

そのような表現にふさわしい台本は、読む人が内容を把握しやすく、テーマがストレートで分かりやすいものが良いでしょう。

本当に伝えたいテーマがひとつ、分かりやすく存在していて、そこにたどり着くためのストーリーや細かな表現で遊んでいるようなものであれば、聞く人を飽きさせる事なく、それでいて笑いや緊張などの緩急も生まれやすくなります。

自分のお気に入りの本や作家の作品の中から、これを表現したいと思うものを選びましょう。

この他にも、朗読のテクニックに自信があるのであれば、戯曲にチャレンジするのも面白いかもしれません。

戯曲とは、演劇を上演するために書かれた本の事で、演劇が上演される時に使われる台本と全く同じ形式で書かれています。

全ての言葉がセリフとして書いてあるため、そのまま読めば自然な会話や、心の声になります。

ここで気を付けなくてはならないのが、小説などではその場のシチュエーションや情景なども言葉として書かれてあるので分かりやすいですが、戯曲ではそれを演技として表さなくてはならない事です。

例えば、寒い雪の朝の場面では、小説であればその雪景色の白い美しさ、寒さなどが言葉で描写されていますが、戯曲で表現する場合は声のトーンや、震えなどで表さなくてはなりません。

この様に、高度な難しさがありますが、元々人間が発する声による言葉での表現のために書かれた作品であるため、成功した時に作り出せる世界観は格別なものがあります。
また、仮に失敗したとしても、セリフを懸命にしゃべっている様子を見てもらうのには、また別な面白さがあり、違った形で会場を盛り上げる事が出来るかもしれません。
この様に、活用できる作品は幅広く、挑戦の仕方次第でどの様なものでも盛り上げる事ができます。

様々な要素を検討した上で、最も適切な台本を選ぶ様にすると、その場を思い出深い時間にする事が出来るでしょう。

 

朗読の「地の文」と「セリフ」を表現するコツ

子供に本を読み聞かせてあげる時などに、うまく朗読してあげることができれば、子供の興味を引くことができます。子供の興味をひくことができれば、大人しくさせておくことができたり良い子で早く寝てくれたりします。

また最近では図書館で読み聞かせのボランティアの募集があったりと、朗読するときのちょっとしたコツを知っていると活躍の場が広がったり思わぬメリットがあるかもしれません。

それに文章を声に出して読むということは脳にいい影響を与えてくれたりもするので、高齢者にとっては認知症の予防になったりします。仕事にも役立つ可能性があります。声に出して文章を読んでいくということはしゃべり方の特訓になるからです。うまく話せるようになれば、コミュニケーション能力のアップにつながりますし、相手に良い印象を与えることにもつながります。

朗読をするにまず気をつけなければならないのが、地の文とセリフに分かれているということです。

地の文というのは、例えば誰が何をしたのか、ここはどこなのかといったように状況などを説明する文章ですから、わかりやすく聞きとりやすいように丁寧に読むようにするのがコツです。特に感情を込める必要もなく、どちらかというと平坦な感じで、物語の雰囲気に合わせてみましょう。例えば明るい感じのお話だったら明るく元気な感じで、静かなお話ならばゆっくりと優しくといったように物語の雰囲気を作る感じで読んでいくのがコツです。

朗読をする時に特に重要になってくるのがセリフを読む時です。

セリフはキャラクターそのものの言葉ですから、ついキャラクターになりきって読んでしまいそうになります。しかしお芝居とは違いますから演技をする必要はありませんし、無理に声を作るとそれにばっかり意識が行くようになってしまって、逆に物語に入り込めなくなってしまう恐れがあるのです。

プロの声優など演技を勉強している人ならばもしかしたら様々な声を使い分けて物語を盛り上げることができるかもしれませんが、普通の人にはなかなか難しいのではないでしょうか。ですから無理に声を作るのではなく、多少声を高くしたり低くしたり、読むスピードの緩急などをつけて人の違いを表現していくとわかりやすくなります。

どういうことなのかというと、若い人や子供のキャラクターならばちょっと高い声で早口に、おじいちゃんやおばあちゃんといった年齢が高い人を表現するならば、ゆっくりと低い声でといった感じです。

周りの人を観察してみるとわかるのですが、明るく若い人というのは、声が高めで少し早口だったりします。落ち着いていると感じる人はゆっくりを話しているというイメージもわかるのではないでしょうか。

つまり声のトーンはセリフを話すスピードによってなんとなくどんな人が話しているのかということが伝わればいいわけです。

聴いている人に地の文とセリフの違いがはっきりとわかる方がいいのですが、だからといって無理に声を作ったりして演技をする必要はないので、わかりやすく聞きとりやすいということを心がけて読んでいくとよいでしょう。

また朗読をする時は、早口にならないように気をつけましょう。声を出した読むことに慣れていないとつい早口になりがちです。句読点のある場所まで無理して読んでしまうというものよくあることです。句読点は読む時のリズムを作るのに大切なものですが、声を出して読む場合には、ちょっと長いと感じる時もあります。特に地の文で説明文になっているような部分ではあまり早く話してしまうと内容が伝わらなくなってしまうので、もしも分が長いと感じたなら自分のペースで句読点をつけていき次をしても大丈夫ですから、聴いている人のことを考えて読んでいきましょう。

また逆にゆっくりと読むことに意識が行き過ぎて、ゆっくり過ぎてしまうということもあります。ゆっくり過ぎるとそれはそれで間延びして聞こえてしまい、それこそ物語のリズムを崩してしまうことになります。また句読点ごとに呼吸をしていてもやはり間延びしてしまうことになりますので気をつけましょう。


朗読するときのコツは、聴いている人のことを意識してわかりやすく、ちゃんと伝わるように読むということです。

普通に相手に話しかける時にどれくらいのペースで話しているのかを思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。例えば大人に話しかける時と、小学生に話しかける時では話すスピードも自然と違ってくるものです。

相手に合わせて地の文を読むということはとても大切なことです。そしてセリフを読む時は、無理に演技をする必要はなく、声の高低さや言葉を鼻スピードなどで変化をつけるようにしましょう。


大切なのは言葉をはっきりと発音することです。相手に伝わるように意識して読んでいくとよいのではないでしょうか。

また人に聞かせる前に、一人で一度練習して読んでみるというのもうまくできるコツだといえます。

 

棒読みを改善する方法

本を音読する場合や人と会話する時、また、演劇などでセリフを言う時など言葉を声に出して読んだり、会話、セリフなどを映画やドラマなどの俳優さんのように表現できたらいいのにと考える方もいるでしょう。ですが、自分で同じように表現しようとしても、なぜか棒読みになってしまい、悩んでいるという場合には、改善していくことも大切です。


基本的に声に出して音読をしたり、会話したりする場合には感情をこめるということも必要なことといえるでしょう。ですが、文章を読むということに集中しすぎて余裕がない、会話をする時も相手と対面している場合に緊張してしまって声がうまくでないなど、状況によって感情を上手く出せないということもあります。特に会話ではなく演劇など周囲から注目されるような状態でセリフに感情をこめるというのは、なかなか難しいでしょう。


改善策としては、ある程度リラックスするということが必要です。緊張や不安を抱えている状態では、精神的な面からまともに声が出せない状態であることも多く、頭に浮かんだ言葉や考えて発言しようとしても、ただ声に出すだけで感情がこもらず棒読みになってしまいます。そのため、できるだけ気持ちを落ち着けること、そして会話する場合には、緩急をつけることを意識してみましょう。セリフなどによっては緩急をつけるだけでも、セリフに対してのイメージにも違いがでてきます。棒読みのセリフ、会話などはたんたんとしたテンポ、強弱のないしゃべり方が特徴ともいえます。つまり、その状態を崩してしまうことで表現の幅が広がります。


役者の方の中には、特にさまざまな声色を使い分けることなく、声質はそのままでしゃべり方のテンポなどを変えることで、別の役柄をこなすという方もいます。それほど、しゃべり方のテンポや緩急をつけるということは表現として重要な意味を持つということです。自分の声などに自信がないという方であっても、表現の仕方はさまざまなものがあり、自分なりの表現を見つけるということも大切です。


また、働いている方などは企業内で会議など複数の前でプレゼンをすることもあります。このような場合でも、棒読み状態では周囲の心を掴むことはできません。ただ、話を聞いているだけで終わってしまい印象が薄く、いいプレゼンにはなりません。


重要なことは、周囲をひきつけるということです。自分らしい表現の仕方をするということで、周囲からの注目を浴びるようにしましょう。プレゼンの場合には、資料を準備することは重要です。また、スムーズな進行をするためにどのように進めたらいいかを前日までにいろいろと考えて対策を練る方もいるでしょう。しかし、本番になると緊張してしまいせっかく原稿も用意していざしゃべり始めると、感情のこもっていない面白みのないプレゼンになってしまう可能性もあります。


人前で緊張してしまうというのは、誰しもあるものです。ですが、そのプレッシャーに負けない状況を作るということも大切です。そのためには、場慣れするか事前に練習をしてみるといいでしょう。自宅でもかまいませんので、自分の家族などに協力してもらい、プレゼンを聞いてもらうことで練習してみることです。また、自分の声を録音しておくというのも一つの手段です。自分の声は会話したりすることで自分の耳からも聞こえています。そのため、自分はこのような声で話しているんだと自分の中では理解していても、録音したテープから自分の声を聞いてみるとまた違った印象を受けることもあります。そのため、ボイスレコーダーで録音してみたり、動画として撮ってみるなど自分がしゃべっている状況を記録してみましょう。


記録したものを改めて自分でチェックすることで、自分がどのようなしゃべり方をしているのか、悪い点はどのような部分か理解できることもあります。また、自分だけでなく家族にもチェックしてもらい、どのような点を改善したらいいかをいろいろと話し合ってみましょう。周囲からの指摘などは重要です。自分とは違う視点からいろいろなアドバイスをくれることもあるため、自分では気付かない部分に関しての指摘などをしてくれることもあります。


このように、さまざまな対策をしてみることや周囲からのアドバイスをもらうということも大切です。それ以外にも、自分なりに緊張をほぐす方法を見つけることやさまざまな人と会話してみるということも対策につながります。会話をすることで場慣れすることにもなり、また、自分がしゃべる練習にもなります。コミュニケーションを自分から積極的に取ることで、その能力を高めることになり、セリフが棒読みな状況も他人との会話のなかで自分に足りないものや相手の会話、表現の仕方などをよく観察し感情の表現、しゃべり方などを学んでいくことも大切です。


自分のしゃべり方、そして表現の仕方などを他人との会話から少しずつ学んでいきましょう。

レッスンだけじゃない、声優養成所では何を学ぶのか

声優は憧れの職業の一つでもあり、好きなキャラクターの声を演じてみたいと誰でも一度は思うことがあります。本格的に声優を目指すならば、声優養成所にて一から基礎を学ばないと、幅広い声優にはなれません。

声優養成所では、幅広い声優を目指すため、様々なレッスンが行われています。

芝居作りを学ぶ基礎演技、さらに演技の中で表現を学ぶ声優基礎学、正しく発声をし喉を傷めないボイストレーニングなどがあります。

さらに声優養成所ではレッスンの他に、日本舞踊やモダンダンスのようなことも行われます。一見日本舞踊やモダンダンスは声優と関係がないように感じますが、表現力を磨くために舞踊などは行われます。アニメーションの声優は、現実離れしたシーンも多いので、体全体を使って表現することが求められ、そういった経験が声に生かされてきます。

また、ナレーションの演習も行われます。このナレーション演習もアナウンサーの職業では、と感じることもあるかもしれませんが、実はナレーションも声優に大切な基礎力を身につけるのにとても適しています。ナレーション演習には、エッセイやえほんを読む、CMをコメントする、バラエティ番組を想定し言葉をつける、ラジオドラマの台本を読むといったことを行います。エッセイはただ読むのではなく、書いた人の気持ちをくみ取りながら自分なりの解釈でアレンジすることが求められ、えほんでは、聞いている人を想定しながらわかりやすく内容を伝えることを意識します。

CMコメントでは、限られた時間の中自分が感じたことを感じたままに表現する力を、バラエティ番組では、臨場感を感じる話し方を身につけていきます。ラジオドラマに関しては、相手には音声のみ伝わるので、どのようにしたら相手に伝わるか、場面の動き、心の動きを表現できるかということを演習していきます。ラジオドラマが声優の仕事に一番近くなります。

声優を目指す場合、声優養成所か専門学校のどちらに通うか悩みます。専門学校の場合、学校という特性上、入学できる人数も多く入りやすいです。授業形式であるので、1日きちんと授業が詰まっていることが多く、集中して声優の基礎を学ぶことができます。また、地方出身者向けのイントネーション講座が開かれることも多いので、早期に正しい発音を身につけることができます。

一方声優養成所は声優のプロダクションが直接設けていることが多く、オーディションがある場合があります。自分が希望するプロダクションの養成員となることができますが、オーディションに合格しないとなることはできません。授業数も専門学校よりも少なく、自由な時間が持てます。その自由な時間に自分の知識を高め、様々なことが経験できますが、実践的なことが主となるので、基礎的なことは自分自身で学んでいく必要があります。

声優になるには、レッスンだけでなくいろいろなことを経験し、その経験を自分の声に反映し相手に伝えていくことが大切となります。相手にどのようにしたらよりよく伝わるか、ということは、経験をもとにしていかに感情をそのキャラクターに入れ込むことができるか、ということにかかってきます。レッスンで基礎的な事を学んだあとは、様々なことを経験し心で感じるようにしていくことが必要となります。

声優養成所では、応用編や実践編を学ぶことが多いですが、心で感じ表現できるよう実際に声優の方を招いて体験談を聞くこともあります。声優は養成所を出たからといってなれるわけではないので、日々の自分の努力、自己管理が必要となってきます。心構えも学ぶことができるので、しっかりと自分の目標を持ち学ぶことが大切となってきます。

声優学校の説明会で確認すべきコト

声優の人気は近年ではかなり高く、トップアーティストやアイドルと言っても過言ではありません。そのため、以前は一部の人だけが目指していた声優という職業も、今ではよりたくさんの人が目指すようになってきています。

このような人たちは、高校を卒業した後に声優の専門コースのある学校に行ったり、養成所の門を叩いたりする場合がほとんどです。

また、社会人として働きながらこれらの声優学校に行く人も数多くいます。限られた時間の中でより多くのスキルを身に付け、プロの声優になるためには、学校選びを成功させるのが最初のキーポイントです。


実際に学校に入る前に、学校主催の入学説明会でどのようなところをチェックしておくと良いのかを知っておきましょう。自分にぴったりの、クオリティの高い学校を見極めるのに役に立ちますよ。

まず、講師陣のプロフィールは必ずチェックしましょう。


実績のある声優が講師にいる場合は、現場での様々な場面に対応できる、プロ志向のテクニックを学ぶ事ができるでしょう。


声優の演技は舞台などの一般的なものとは大きく異なり、マイクの前で声だけで表現するという事からも、専門性の極めて高い、独特の技術です。

 

このため、演技の先生ではなく、あくまでも声優の先生が充実しているかどうかを最重要視するべきです。声優としての基礎的な技術や、機材や録音に関する様々な知識を身に付けておかないと、いざプロの現場に出ていこうという時になってあたふたする事になってしまいますし、最低限の事を知らないと業界ではプロとしてみなされません。
声優学校へはあくまでもプロを目指して進学するという事であれば、説明会で講師についてはしっかりと確認しておきましょう。


技術的な事以外にも、この様に活躍した実績のある講師がいる声優学校は、優秀な生徒を積極的にプロの世界に送り込むパイプを持っている事が多く、最初のきっかけとしての仕事の機会を得やすくなるというメリットもあります。

 

コネクションは無いよりもあった方が良いのが声優の世界です。プロの声優を目指すという観点から、業界とつながるという事も視野に入れて学校を選びましょう。

 

次に、学校の設備についても確認しておきたい情報です。


説明会では、学校がどの様な設備を備えていて、授業の環境がどれだけ整っているのかも見る事ができます。

 

声優の世界は声による表現という面と、マイクをはじめとする機材をどの様に自分の声に合わせて使うか、という点も非常に重要です。


プロの声優であればこの点に関しては当然把握しておかなければならない要素であり、自分の声の特性と、機材の相性、対応策などのデータを、学生のうちから蓄積していかなければなりません。

 

それには、学校に充実した設備が揃っていて、その使い方について熟知した教師がいるかどうかが重要になってきます。

 

実習や日々の授業を通じてこれらの事についてもしっかりと学べる環境を得るためには、学校説明会で、所有している設備についてもきちんと把握し、それが充分なものであるかどうか見極める様にしましょう。

 

この他に、卒業生のその後の進路についても忘れずにチェックします。


プロの声優として多数の卒業生を輩出している学校であれば、それだけ上質な授業を行い、また業界へのコネクションもしっかりとある声優学校である事が分かります。


人気校はそれだけ競争率が高い場合もありますが、まずは時間とお金を無駄にしない為にも、良い学校を選ぶ事が欠かせません。


大きな夢である声優への可能性を少しでも広げる為に、説明会では自分にとって良い学校であるかを明確にし、適切な学校選びに役立てる時間にしましょう。


夢への挑戦は、そこから始まります。

税金を減らそう!フリーランス(個人事業主)の節税対策

税金を減らそう、節税対策となると、広い視野に立って考えると、日本の国のためにならないような気もするので、異論を唱える人がいるかも知れませんが、実はそうではないということが言えます。


納める税金はきちんと納め、納めなくても良い税金は節税する、というのが税金に関する基本であり、それからするとフリーランス個人事業主)は、収入をできるだけ多くなるように図り、税金は適切に納める、でも納めなくても良いものは少しでも節税して、次の活動資金に充当する、ということが良いというわけです。言わずもがなですが、収入を多くする際に、世の中のため、お客様のお役に立つ、社会に貢献するというスタンスを持つことは前提です。


さて、フリーランスで売上などの収入があると、業務委託などであれば代金が入る際に源泉徴収されますので、その時点で税金を納めていることになりますが、そうでないケースでは、収入だけがあるということにもなります。いずれにしても、税金がいくらになるか、先に納めたもので十分かということになると、毎年2月15日から3月15日までの間に行われる確定申告できちんとするということになります。


その確定申告に向けて、あらかじめ準備しておくことがいくつかあります。

 

一つには、税務署に開業届を出すことです。その際に税務署に教えを乞えば、様々な税金がらみのこと教えてもらえます。たとえば青色申告です。帳簿の整理を市販ソフトなどで行えば、年間65万円が税金を掛ける対象外になるというようなことです。

 

経理処理に疎い人は躊躇しがちですが、市販ソフトを使えばそれほど難しくありません。現金出納帳に、勘定科目を加えるといった程度の仕訳になります。もし不安であれば、所轄の中に青色申告会というような組織があり、新規の個人事業主は懇切丁寧な指導をしてもらえます。

 

確定申告の時期が近づくと、税務署があらかじめ説明会などを開催しますが、ここでの講師を務めるのも青色申告会の人という具合ですから、安心して相談できます。ちなみに、青色申告会も会計ソフトを無償提供しています。一年間しか使えないもので、継続して使うには青色申告会の会員(有料)になる必要があります。それでも、市販ソフトでの処理についても、ソフト持ち込みで指導を受けることができるので、一度は訪問してみることをおすすめします。


その意味では、あらかじめ準備の二つ目は会計ソフトということになります。

 

そして税務署のことに戻りますが、事業専従者はどうですかというようなことも聞かれます。奥様など身内の者を従業員として使うかどうかということです。仮に奥様を経理担当とか事務員として使えば、そのために支払う給料は経費として取り扱えるので、税金の対象外になるということです。

 

そうすると、扶養家族として扱えなくなるのですが、扶養家族としての控除額は38万円ですから、奥様に毎月8万円を支払うとし、年間96万円が控除できるので、こちらの方がお得ということになります。


健康保険の扶養家族の関係と、支払いが年間100万円を超えると地方税の関係があることに注意が必要ですが、税金の控除としては馬鹿にならない大きなメリットです。


経費に関しては、様々な特典があります。個人事業主の登録をしていないと、収入を得るためにかかった費用は、単なる費用で税金上は何の意味も持たないのですが、登録をしていればかなりの金額を税金の対象外にすることが認められます。


たとえば出張旅費で、これは全額が経費として扱えます。飛行機代、新幹線代、通常の電車賃、タクシー代、バス代、旅館代などです。注意点としては、領収書を必ず取っておくことです。

 

通常の電車賃など難しい場合もありますが、出来ることなら、電車用カードなどで記録を残し、プリントアウトしたものを保管しておきます。また飛行機を使うケースや新幹線のグリーン車、タクシーなどはあらかじめ使用基準を定めておくのが良いと言えます。


その意味では三つ目の準備事項は、経費の使用基準を作っておくということになります。

旅費に関しては、大きな会社組織では、日当とか弁当代などが、税金の対象外での支給が認められていますが、個人事業主の場合は内部基準で定めても、認められないので注意が必要です。


その他の経費では、パソコンにかかる費用、印刷代、事務用品、書籍代などはもちろんのこと、電気代、電話代など家庭用に使っているものでも、費用の按分がきちんとできるもの、あるいは根拠が明確であるのもの、電気代で言えば、全体スペースと事業スペースの按分という具合ですが、は経費として認められます。

 

交際費も認められますが、この点では注意も必要です。事業推進のためということが前提ですから、単なる友人知人との飲み食いなどは除外しておくことです。また、家族との会食などを交際費にすることは、それこそ脱税ということになりかねません。それでは、福利厚生費でいう人もおり、一見良さそうな感じですが、専従者の場合は認めらません。従業員を本当に雇っている場合は別として、家族の場合は対象外となっています。

パワーブリーズで呼吸筋を鍛える事で肺活量アップ!

健康管理も兼ねて運動をするようになってから、毎日走るようにしていましたが、思うように走ることができず息も切れてしまうし、どうにかならないかなと思いました。そのことから呼吸法による効果の違いにも興味が出てきて色々調べた結果気になったのがパワーブリーズでした。

 

気軽に購入するほど安いわけではないし、効果があるのかなという気持ちも強かったので購入するか悩みましたが、もし本当に効果があるなら安い買い物になるかなと思ったので思い切って購入してみることにしました。パワーブリーズを使ってみてまず感じたことは、首のあたりの筋肉が疲れるなということでした。普段使っていない筋肉を使っているんだろうなということが実感でき、呼吸筋を鍛えるという意味が少し理解できた瞬間でした。

 

これを毎日使えば、呼吸筋を鍛えることができそうだなと思い毎日使うことを決めました。もともと肺活量がそれほどあるタイプではなかったので、呼吸筋を鍛えることで肺活量がアップしそうというのはとても嬉しかったし期待することにしました。最初は思ったように吸うことができなくて、よほど吸う力が弱いんだろうなと思っていましたが、何日か続けていくと吸うことができるようになっていったので、吸うコツがあるんだなと思いました。

 

パワーブリーズを使い始めて一週間ほどでは、特に変化を感じることはなかったのでやはり特に意味はなかったのかなという気持ちがありましたが、折角購入したし特に手間なく短時間で済むのでもうしばらく続けてみようかなという軽い気持ちで使い続けてみることに決めました。

 

一ヶ月ほど経過した頃には、前よりもさらに吸えるようになり、これはコツの問題ではなく呼吸筋が鍛えられて肺活量がアップした証拠かなと思い嬉しくなりました。それからはマラソンをしても以前より長距離を走れるようになり、走っても以前のようにすぐに息が切れてしまうこともなくなりました。

 

走ることで体に良いということは確かですが、普段から肺活量がアップしていることでカラオケに行った際にも以前より歌が上手くなったと言ってもらえらようになり、思いもよらない良い効果があったことにはびっくりしました。

 

今まで使えていなかった筋肉を使うことができていることで、こんなに良い効果がたくさんあるんだなと知ることができたので、その後も続けていくことにしました。できる限り毎日行おうとは思っていましたが、時々サボってしまうこともありました。

 

サボった後にはパワーブリーズを使うとしんどく感じるのかなという不安もありましたが、サボってしまった後でも疲れる勝たなく使うことができ、サボる前と同じように吸うことができたので呼吸筋はそう簡単には元に戻らないのかなと思ったし、肺活量が衰えていなかったことは嬉しかったです。

 

パワーブリーズを使っていなかったら今でも長距離は走ることはできなかったと思うし、走ること自体をやめてしまっていたかもしれないので、使ってみて本当に良かったなと思います。

 

使う前に胡散臭いのではないかと疑ってしまっていたのが恥ずかしいなと思うくらいだし、普段使わない筋肉を使うことからか、少し痩せることもできて体型も引き締まってきています。活力的に行動するためには、体力は欠かせないしそのためにも肺活量は欠かせない存在なんだなと思います。

 

今回使ってみただけでも、そう長期間ではないにも関わらずこれだけ効果を実感することができたので、これから先も続けていきたいなと思っています。今は自分だけで使っていますが、健康管理のためにも良い効果はありそうなので、両親にも勧めてみようかなと思っているし、家族でも使っていきたいです。

 

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