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自分に自信があるかないかは声に表れる

声のコンプレックスと言えば、極端に高い声など声質が人より変わっているというパターンが多いのかもしれませんが、声質以外にも声でコンプレックスを感じてしまうのが、声が聞き取りにくいということです。

 

私の場合、普通に話しているつもりなのですが、聞く側からすれば声が小さいらしく、聞き直されることがよくあります。声を大きめに出すと意識すれば、ちゃんと聞こえるみたいなのですが、大きな声とか小さな声と意識せずに話すと、聞こえにくいことが多いようです。

 

ただ、いつも何も考えずに話すと声が小さいかと言えば、そうではありません。家族など気を使わない人と話すときは、小さな声にならないのです。つまり他人、特に親しい間柄ではない人と話すときに、声が小さくなるようです。

 

意識的にそうなっているのであれば、声が小さいことを直すのは簡単なのかもしれませんが、無意識のうちにそうなってしまうので、自分でも困ってしまいます。対面販売のお店や飲食店で注文する時などは、必ず大きな声を意識して話します。これは、お店で自分が購入したいものを言うだけで、短い言葉なので、そんなに負担に感じることはありません。しかし、親しくない人とある程度の時間、会話をしなくてはいけない時は、大きな声を意識し続けるのは、とても負担に感じます。

 

元々、私は小さいころから人見知りが激しかったので、親しくない人に会うと思っただけで緊張してしまうタイプでした。人が考えていることもすごく気になるようなタイプだったので、きっと自分に自信がなかったのだと思います。

 

今でも、自分に自信があるかと言えば、昔ほどではないにしても、そんなに自信を持っているタイプではないので、やはり、話し相手によっては声が小さくなります。
それでも、生活の中で、初対面の人と話さないといけないことは必ずあるので、なるべく大きな声を意識して話したりしているうちに、少しずつは自信がついてきたように思います。

 

とは言え、自分の自信があるかないかによって声の大きさが変わるということに気付いたのは、最近なので、声が小さいというコンプレックスを改善しようという気になったのも最近です。

 

それまでは、改善と言うより、聞き取ってもらえればいいと思うほうが強かったので、とりあえず声が小さくなりそうな時は、意識して大きな声を出そうとしているだけでした。でも今は、自分に自信をつけるように心がけています。そのせいか、人見知りも、聞き直されることも、少しずつですが改善されていっているようです。

 

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