声の達人になるためのブログ

問題は人生で常に登場して解決されていく

インターナショナルメディア学院の評判は?

最近、インターナショナルメディア学院をオススメするサイトが増えてきたので評判の程を検証してみたいと思います。

 

インターナショナルメディア学院の公式サイトに

 3年以内にデビューした在学生は1000名以上!現場で活きる オーディションも豊富に開催、声優を目指すあなたを全力でサポートする学校です。

 と紹介されており、2017年6月28日時点のTOPページでは

f:id:ajoraop:20170628155520j:plain

 目玉として紹介されている。

 

ただ、IMG卒業生・在校生とあるがここだけで学んできたわけではないようで、

 

松井恵理子 : 代アニ声優タレントコース卒業

鈴木愛奈 : 第7回全日本アニソングランプリ 決勝大会ファイナリスト

・結城飛鳥 : 代アニ福岡校卒業

佐藤祐吾 : 日本芸術専門学校 声優学科卒業

影山灯 : 某大学英文科卒業

 

と、専門学校生が再度入学しているのがわかる。なので、最速といっても基礎があってのことというのがわかる。

 

そして、声優だけでなくyoutuberなど関連しそうな分野を全て網羅して幅広く育成に力を入れていることもわかります。

 

 

個人的には、youtuberになるなら学校には行かず、その時間とお金をかけてコンテンツをアップしていった方が良い気はしますが。。。

 

また、

・ IAMエージェンシー:設立    平成21年3月5日

アズリードカンパニー:設立     2004年(平成16年)6月1日

 

関連の養成所ではあるが、その他の名前が売れている方も見てみると

 

勝田詩織 : 代アニ卒業

・宮健一 : 劇団カリフォルニアバカンス

 

2つの事務所へ入るための登竜門的な位置づけのようです。

 

ただ、3年以内にデビューした在学生は1000名以上だとすると、所属人数が大変なことになりそうですが、事務所のHPをみるとそこまでいないので、預かり(ジュニア)の所属ではなく、声優魂のラジオ特典などのような事務所に所属しないでの出演ケースもデビューとしてカウントされているかもしれません。

 

正直、業界内では新興勢力なのでよくわかりませんが、インターナショナルメディア学院は雑誌・WEB広告ではよくおみかけるので、興味がある方は入所してみるのも良いかもしれませんね。

 

アバウトですいませんね。

 

 

 

 

 

 

響(声優事務所)が新人声優発掘オーディションをするらしい

アニメや洋画・海外ドラマの吹き替えで活躍している声優は、将来なりたい職業としても人気です。でも、そこで悩むのは、どうすれば夢を叶えることが出来るのかということです。専門学校や養成所で学んだり、劇団に入ったりと幾つか方法がありますが、チャンスを掴むために挑戦できることのひとつが、オーディションです。

声優事務所の中に、響があるのですが、ゲームやアニメなどをつくっているブシロードが運営している事務所です。ブシロード作品の代表作ともいえるミルキィホームズで活躍している三森すずこさんや徳井青空さんが所属していることで知られています。

 

その響では、未来の三森すずこさんや徳井青空さんになりえる新人声優を、広く集めるべく声優オーディションを今年開催します。

オーディションに参加するための資格はというと12歳以上の男女で、2017年5月以降に他事務所や他事務所の運営する養成所に所属していないことだけです。これまで、声優、演劇の経験がなくても、声優オーディションに参加する事ができるので、これまでなりたいとは思っていたけれども、実現可能な夢だとは思っていなかった人でも、思い切って参加することは出来ます。

ただし、注意点として12歳以上でも未成年だったら、保護者の承諾は必要です。きちんとこれまで将来のことなんて、親に真剣に話したことがないという人でも、承諾を得るためにはどれだけ本気なのかを伝えて認めてもらわなければいけません。逆に言えば、それが最初の関門となり得る人もいるでしょう。ちゃんと気持ちを伝えて承諾を得ることが出来れば、オーディションに腰を据えて望む事もできるでしょう。

次にオーディションの内容ですが、全部で3次審査であります。まず2017年6月10日23時59分まで申し込みができ、1次審査は申し込まれた人から順番に選考していきます。締め切り間際に応募した人でも、合格者であれば6月13日(火)までに連絡が来るので結果を待っていましょう。

そこから第2次審査は追加資料選考、第3次は実技選考と言う形になります。第1次審査は、どのようにアピールするかは本人次第なので、後悔しない様に全力で取り組みましょう。

声優オーディション、しかも人気声優が所属している事務所ともなれば、多くの人が集まってきます。でも、その中で最後まで残ることが出来るのはほんの一握りです。とうぜん、そこで残ることが出来るという人はスゴイですが、そうでない人に才能がないというわけではありません。ですから、合格したいという気持ちは大事ですが、合格出来なかったら自分はダメだと考えることは間違っています。

プロの声優になったら、ベテランの人でもオーディションを受けた役をもらったり、落ちたりすることの連続です。1回声優オーディションに落ちたからといって、もう何もする気がなくなるようでは少々難しいでしょう。

響の声優オーディションに望むのであれば、一発勝負にかけるのではなく、ダメだった時に専門学校や養成所、劇団などで地力をつけていくことも考えておくことがおすすめです。

声優アニメ業界の市場規模は?

 かつての日本ではアニメは子供が見るもので大人が見るのは恥ずかしいものでした。しかし、今は違います。街中や駅の宣伝ポスターでアニメのキャラクターに出くわすことも増えました。アニメグッズもたくさん売られています。アニメが好きなことを隠す必要もなくなっています。広く一般に普及をしてきましたが、アニメ業界の市場規模とはどれくらいあるでしょうか。

アニメ産業全体の市場規模は1.5兆円です。これはアニメに関する様々なものが含まれています。例えばテレビでの放映、グッズ、DVDやCD、そしてパチンコやパチスロなどに使われるお金です。この中で最も大きなものがパチンコやパチスロです。パチンコ台に液晶が付いており、アニメを題材としたさまざまなイベントが起こります。若者がパチンコから離れているため少しでも呼び込もうとしてアニメを題材としたパチンコやパチスロが多く設置されてきました。アニメを題材とした台は大変な人気となったため今もたくさんの新台が作られています。DVDやブルーレイディスクなどはあまり売れていません。1100億円前後です。そこには動画サイトへの違法アップロードの問題があると言われています。インターネットで無料で見ることができるため、わざわざDVDを買って見る人が減っています。

アニメは日本の一大産業であり、世界からも注目されています。たくさんのアニメが海外で翻訳されて放映されており、日本で人気のキャラクターを海外でも見かけることがあります。中国や韓国もアニメを制作していますが、現在でも日本がトップにいます。今後もアニメ産業は安定しているといえるでしょう。

アニメ産業全体では大変大きなものになっていますが、制作会社に限ると1800万円と一気に下がります。制作会社はそれほど儲かっていません。特に、作画をするアニメーターの給料は非常に安く社会問題になるほどです。テレビで放映するにはたくさんの会社がかかわってくるため、それらの会社にも配分しているからです。しかし、制作会社に入るお金があまりにも少ないため中抜きであるとして一部で問題にもなっています。

制作会社が出す声優の報酬についてもそれほど高くはありません。また、たとえ人気のプロであってもオーディションを受けて合格したら活躍できるという世界です。安定した収入を得ることは難しいです。また、最近はテレビタレントが声優としてアニメに出演することも増えています。そのため、声優が活躍する場も減っていくことが考えられます。そこそこ売れていても月々食べていくのがやっとという人もいますし、アルバイトをしながらやっている人もいます。仕事の内容は様々で、アニメだけではなく海外映画の吹き替え、番組のナレーター、スーパーのアナウンスなどがあります。最初の収入は少ないですが、人気が出れば報酬は多くなっていくこともあるでしょう。タレントがアニメの声を出すのとは反対に、声優がタレントのようにテレビに出演することもありますので、そうなれば収入は格段に増えるでしょう。

アニメ産業は非常に市場規模が大きく安定していますが、そのきっかけを作るアニメを制作する会社は必ずしも儲かっているとは言えません。しかし、制作会社にはアニメーターを目指して専門学校で勉強した人がたくさん入っています。声優も全国に専門学校があり、たくさんの人が在籍してプロを目指しています。アニメを制作するうえでは、たとえ給料が安くても自分の夢を叶えたい人に支えられています。近年では彼らが低い賃金で働いていることが注目され問題視されているため、労働環境が改善されていくかもしれません。そうなればアニメの質も上がっていくでしょう。

朗読に適した台本を探すヒント

子供に読み聞かせる時や、大人相手の様々なイベントなどで、朗読を活用する機会は多くあります。

プロの俳優でなくても、読み方やほんの少しの表現を工夫するだけで、目の前に広がる世界は無限大に広がり、聴く人に深い感銘を与える事ができます。

催し物の種類や方向性によって、どの様なものを読めばより確実に盛り上がるかが決まってくるため、台本選びは極めて重要です。

狙った効果を得るためにも、的確に選べるコツをいくつか頭に入れておきましょう。
まず、朗読を聞きに来る人たちの層を把握します。

年齢はどのくらいなのか、性別は男女のどちらが多いのか、イベント自体の趣旨は何なのか、など、様々な要素が絡んできます。

例えば年齢層については、子供が多いのであれば、スタンダードな昔話や童話などは、長い歴史に裏打ちされたよさを持っているため、間違い無く盛り上げる事ができます。
これらのタイプの台本は、読む側も内容を熟知している事が多い為、より深く内容を表現しする事が容易にできます。

他にも、登場するキャラクターが大げさな話し方をする、表情がよく変わるなどの、笑いを生みやすい表現のできる様なものを選ぶのも効果的でしょう。

子供は大人と比べると集中力のもつ時間が短く、様々なトリックを交えた時間にする事で、より長く引きつけておく事ができますので、それを頭に入れてセレクションをすると良いでしょう。

反対に大人の場合は、人気のあるエッセイストの作品や、売れ行きが良く社会的にも認知されている作品などを選ぶとき面白いかもしれません。

話題性のあるものに対しての反応は概ね良く、まだ読んでいないけれども内容を知りたいと思っていた、といったような興味を引きつけやすく、朗読を盛り上げる事に繋がります。

大人が相手の場合も、子供の場合ほどではありませんがシャレの要素を生かした軽い感じで読み進めて行くと良いでしょう。

場の空気を重たくする事なく、とにかく楽しい雰囲気で進めて行くと、聞きにきた人の誰もが喜ぶ結果を生む事ができます。

これには例外もあって、例えば戦争と平和に関するイベントなどで、戦争の体験者による手記や詩などを朗読する、という局面も考えられます。

このような場合には、反対に重々しく、ありったけの思いを込めて朗読するようにしましょう。

作品に対する敬意と、平和への強い思いを表現するという意味でも、自分の気持ちをストレートに表現し、言葉のひとつひとつに乗せていくような気持ちで読みます。

こうする事で、楽しい雰囲気を作る時と同じように厳粛な空気を自ら作り出す事ができ、催し物の雰囲気にふさわしい、厳粛で感動的な時間を演出する事ができます。

基本的には、聞く人の共感を得るにはどのようなトーンにしたら良いのか、という風に考えると良いでしょう。

日常会話で相手との間合いを読むのと全く同じ事だと思えば難しくはないはずです。
場の空気をその都度感じながら、時に重々しく、時に軽く、思ったままに表現する事で、面白い時間を全員で共有できます。

そのような表現にふさわしい台本は、読む人が内容を把握しやすく、テーマがストレートで分かりやすいものが良いでしょう。

本当に伝えたいテーマがひとつ、分かりやすく存在していて、そこにたどり着くためのストーリーや細かな表現で遊んでいるようなものであれば、聞く人を飽きさせる事なく、それでいて笑いや緊張などの緩急も生まれやすくなります。

自分のお気に入りの本や作家の作品の中から、これを表現したいと思うものを選びましょう。

この他にも、朗読のテクニックに自信があるのであれば、戯曲にチャレンジするのも面白いかもしれません。

戯曲とは、演劇を上演するために書かれた本の事で、演劇が上演される時に使われる台本と全く同じ形式で書かれています。

全ての言葉がセリフとして書いてあるため、そのまま読めば自然な会話や、心の声になります。

ここで気を付けなくてはならないのが、小説などではその場のシチュエーションや情景なども言葉として書かれてあるので分かりやすいですが、戯曲ではそれを演技として表さなくてはならない事です。

例えば、寒い雪の朝の場面では、小説であればその雪景色の白い美しさ、寒さなどが言葉で描写されていますが、戯曲で表現する場合は声のトーンや、震えなどで表さなくてはなりません。

この様に、高度な難しさがありますが、元々人間が発する声による言葉での表現のために書かれた作品であるため、成功した時に作り出せる世界観は格別なものがあります。
また、仮に失敗したとしても、セリフを懸命にしゃべっている様子を見てもらうのには、また別な面白さがあり、違った形で会場を盛り上げる事が出来るかもしれません。
この様に、活用できる作品は幅広く、挑戦の仕方次第でどの様なものでも盛り上げる事ができます。

様々な要素を検討した上で、最も適切な台本を選ぶ様にすると、その場を思い出深い時間にする事が出来るでしょう。

 

朗読の「地の文」と「セリフ」を表現するコツ

子供に本を読み聞かせてあげる時などに、うまく朗読してあげることができれば、子供の興味を引くことができます。子供の興味をひくことができれば、大人しくさせておくことができたり良い子で早く寝てくれたりします。

また最近では図書館で読み聞かせのボランティアの募集があったりと、朗読するときのちょっとしたコツを知っていると活躍の場が広がったり思わぬメリットがあるかもしれません。

それに文章を声に出して読むということは脳にいい影響を与えてくれたりもするので、高齢者にとっては認知症の予防になったりします。仕事にも役立つ可能性があります。声に出して文章を読んでいくということはしゃべり方の特訓になるからです。うまく話せるようになれば、コミュニケーション能力のアップにつながりますし、相手に良い印象を与えることにもつながります。

朗読をするにまず気をつけなければならないのが、地の文とセリフに分かれているということです。

地の文というのは、例えば誰が何をしたのか、ここはどこなのかといったように状況などを説明する文章ですから、わかりやすく聞きとりやすいように丁寧に読むようにするのがコツです。特に感情を込める必要もなく、どちらかというと平坦な感じで、物語の雰囲気に合わせてみましょう。例えば明るい感じのお話だったら明るく元気な感じで、静かなお話ならばゆっくりと優しくといったように物語の雰囲気を作る感じで読んでいくのがコツです。

朗読をする時に特に重要になってくるのがセリフを読む時です。

セリフはキャラクターそのものの言葉ですから、ついキャラクターになりきって読んでしまいそうになります。しかしお芝居とは違いますから演技をする必要はありませんし、無理に声を作るとそれにばっかり意識が行くようになってしまって、逆に物語に入り込めなくなってしまう恐れがあるのです。

プロの声優など演技を勉強している人ならばもしかしたら様々な声を使い分けて物語を盛り上げることができるかもしれませんが、普通の人にはなかなか難しいのではないでしょうか。ですから無理に声を作るのではなく、多少声を高くしたり低くしたり、読むスピードの緩急などをつけて人の違いを表現していくとわかりやすくなります。

どういうことなのかというと、若い人や子供のキャラクターならばちょっと高い声で早口に、おじいちゃんやおばあちゃんといった年齢が高い人を表現するならば、ゆっくりと低い声でといった感じです。

周りの人を観察してみるとわかるのですが、明るく若い人というのは、声が高めで少し早口だったりします。落ち着いていると感じる人はゆっくりを話しているというイメージもわかるのではないでしょうか。

つまり声のトーンはセリフを話すスピードによってなんとなくどんな人が話しているのかということが伝わればいいわけです。

聴いている人に地の文とセリフの違いがはっきりとわかる方がいいのですが、だからといって無理に声を作ったりして演技をする必要はないので、わかりやすく聞きとりやすいということを心がけて読んでいくとよいでしょう。

また朗読をする時は、早口にならないように気をつけましょう。声を出した読むことに慣れていないとつい早口になりがちです。句読点のある場所まで無理して読んでしまうというものよくあることです。句読点は読む時のリズムを作るのに大切なものですが、声を出して読む場合には、ちょっと長いと感じる時もあります。特に地の文で説明文になっているような部分ではあまり早く話してしまうと内容が伝わらなくなってしまうので、もしも分が長いと感じたなら自分のペースで句読点をつけていき次をしても大丈夫ですから、聴いている人のことを考えて読んでいきましょう。

また逆にゆっくりと読むことに意識が行き過ぎて、ゆっくり過ぎてしまうということもあります。ゆっくり過ぎるとそれはそれで間延びして聞こえてしまい、それこそ物語のリズムを崩してしまうことになります。また句読点ごとに呼吸をしていてもやはり間延びしてしまうことになりますので気をつけましょう。


朗読するときのコツは、聴いている人のことを意識してわかりやすく、ちゃんと伝わるように読むということです。

普通に相手に話しかける時にどれくらいのペースで話しているのかを思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。例えば大人に話しかける時と、小学生に話しかける時では話すスピードも自然と違ってくるものです。

相手に合わせて地の文を読むということはとても大切なことです。そしてセリフを読む時は、無理に演技をする必要はなく、声の高低さや言葉を鼻スピードなどで変化をつけるようにしましょう。


大切なのは言葉をはっきりと発音することです。相手に伝わるように意識して読んでいくとよいのではないでしょうか。

また人に聞かせる前に、一人で一度練習して読んでみるというのもうまくできるコツだといえます。

 

棒読みを改善する方法

本を音読する場合や人と会話する時、また、演劇などでセリフを言う時など言葉を声に出して読んだり、会話、セリフなどを映画やドラマなどの俳優さんのように表現できたらいいのにと考える方もいるでしょう。ですが、自分で同じように表現しようとしても、なぜか棒読みになってしまい、悩んでいるという場合には、改善していくことも大切です。


基本的に声に出して音読をしたり、会話したりする場合には感情をこめるということも必要なことといえるでしょう。ですが、文章を読むということに集中しすぎて余裕がない、会話をする時も相手と対面している場合に緊張してしまって声がうまくでないなど、状況によって感情を上手く出せないということもあります。特に会話ではなく演劇など周囲から注目されるような状態でセリフに感情をこめるというのは、なかなか難しいでしょう。


改善策としては、ある程度リラックスするということが必要です。緊張や不安を抱えている状態では、精神的な面からまともに声が出せない状態であることも多く、頭に浮かんだ言葉や考えて発言しようとしても、ただ声に出すだけで感情がこもらず棒読みになってしまいます。そのため、できるだけ気持ちを落ち着けること、そして会話する場合には、緩急をつけることを意識してみましょう。セリフなどによっては緩急をつけるだけでも、セリフに対してのイメージにも違いがでてきます。棒読みのセリフ、会話などはたんたんとしたテンポ、強弱のないしゃべり方が特徴ともいえます。つまり、その状態を崩してしまうことで表現の幅が広がります。


役者の方の中には、特にさまざまな声色を使い分けることなく、声質はそのままでしゃべり方のテンポなどを変えることで、別の役柄をこなすという方もいます。それほど、しゃべり方のテンポや緩急をつけるということは表現として重要な意味を持つということです。自分の声などに自信がないという方であっても、表現の仕方はさまざまなものがあり、自分なりの表現を見つけるということも大切です。


また、働いている方などは企業内で会議など複数の前でプレゼンをすることもあります。このような場合でも、棒読み状態では周囲の心を掴むことはできません。ただ、話を聞いているだけで終わってしまい印象が薄く、いいプレゼンにはなりません。


重要なことは、周囲をひきつけるということです。自分らしい表現の仕方をするということで、周囲からの注目を浴びるようにしましょう。プレゼンの場合には、資料を準備することは重要です。また、スムーズな進行をするためにどのように進めたらいいかを前日までにいろいろと考えて対策を練る方もいるでしょう。しかし、本番になると緊張してしまいせっかく原稿も用意していざしゃべり始めると、感情のこもっていない面白みのないプレゼンになってしまう可能性もあります。


人前で緊張してしまうというのは、誰しもあるものです。ですが、そのプレッシャーに負けない状況を作るということも大切です。そのためには、場慣れするか事前に練習をしてみるといいでしょう。自宅でもかまいませんので、自分の家族などに協力してもらい、プレゼンを聞いてもらうことで練習してみることです。また、自分の声を録音しておくというのも一つの手段です。自分の声は会話したりすることで自分の耳からも聞こえています。そのため、自分はこのような声で話しているんだと自分の中では理解していても、録音したテープから自分の声を聞いてみるとまた違った印象を受けることもあります。そのため、ボイスレコーダーで録音してみたり、動画として撮ってみるなど自分がしゃべっている状況を記録してみましょう。


記録したものを改めて自分でチェックすることで、自分がどのようなしゃべり方をしているのか、悪い点はどのような部分か理解できることもあります。また、自分だけでなく家族にもチェックしてもらい、どのような点を改善したらいいかをいろいろと話し合ってみましょう。周囲からの指摘などは重要です。自分とは違う視点からいろいろなアドバイスをくれることもあるため、自分では気付かない部分に関しての指摘などをしてくれることもあります。


このように、さまざまな対策をしてみることや周囲からのアドバイスをもらうということも大切です。それ以外にも、自分なりに緊張をほぐす方法を見つけることやさまざまな人と会話してみるということも対策につながります。会話をすることで場慣れすることにもなり、また、自分がしゃべる練習にもなります。コミュニケーションを自分から積極的に取ることで、その能力を高めることになり、セリフが棒読みな状況も他人との会話のなかで自分に足りないものや相手の会話、表現の仕方などをよく観察し感情の表現、しゃべり方などを学んでいくことも大切です。


自分のしゃべり方、そして表現の仕方などを他人との会話から少しずつ学んでいきましょう。

レッスンだけじゃない、声優養成所では何を学ぶのか

声優は憧れの職業の一つでもあり、好きなキャラクターの声を演じてみたいと誰でも一度は思うことがあります。本格的に声優を目指すならば、声優養成所にて一から基礎を学ばないと、幅広い声優にはなれません。

声優養成所では、幅広い声優を目指すため、様々なレッスンが行われています。

芝居作りを学ぶ基礎演技、さらに演技の中で表現を学ぶ声優基礎学、正しく発声をし喉を傷めないボイストレーニングなどがあります。

さらに声優養成所ではレッスンの他に、日本舞踊やモダンダンスのようなことも行われます。一見日本舞踊やモダンダンスは声優と関係がないように感じますが、表現力を磨くために舞踊などは行われます。アニメーションの声優は、現実離れしたシーンも多いので、体全体を使って表現することが求められ、そういった経験が声に生かされてきます。

また、ナレーションの演習も行われます。このナレーション演習もアナウンサーの職業では、と感じることもあるかもしれませんが、実はナレーションも声優に大切な基礎力を身につけるのにとても適しています。ナレーション演習には、エッセイやえほんを読む、CMをコメントする、バラエティ番組を想定し言葉をつける、ラジオドラマの台本を読むといったことを行います。エッセイはただ読むのではなく、書いた人の気持ちをくみ取りながら自分なりの解釈でアレンジすることが求められ、えほんでは、聞いている人を想定しながらわかりやすく内容を伝えることを意識します。

CMコメントでは、限られた時間の中自分が感じたことを感じたままに表現する力を、バラエティ番組では、臨場感を感じる話し方を身につけていきます。ラジオドラマに関しては、相手には音声のみ伝わるので、どのようにしたら相手に伝わるか、場面の動き、心の動きを表現できるかということを演習していきます。ラジオドラマが声優の仕事に一番近くなります。

声優を目指す場合、声優養成所か専門学校のどちらに通うか悩みます。専門学校の場合、学校という特性上、入学できる人数も多く入りやすいです。授業形式であるので、1日きちんと授業が詰まっていることが多く、集中して声優の基礎を学ぶことができます。また、地方出身者向けのイントネーション講座が開かれることも多いので、早期に正しい発音を身につけることができます。

一方声優養成所は声優のプロダクションが直接設けていることが多く、オーディションがある場合があります。自分が希望するプロダクションの養成員となることができますが、オーディションに合格しないとなることはできません。授業数も専門学校よりも少なく、自由な時間が持てます。その自由な時間に自分の知識を高め、様々なことが経験できますが、実践的なことが主となるので、基礎的なことは自分自身で学んでいく必要があります。

声優になるには、レッスンだけでなくいろいろなことを経験し、その経験を自分の声に反映し相手に伝えていくことが大切となります。相手にどのようにしたらよりよく伝わるか、ということは、経験をもとにしていかに感情をそのキャラクターに入れ込むことができるか、ということにかかってきます。レッスンで基礎的な事を学んだあとは、様々なことを経験し心で感じるようにしていくことが必要となります。

声優養成所では、応用編や実践編を学ぶことが多いですが、心で感じ表現できるよう実際に声優の方を招いて体験談を聞くこともあります。声優は養成所を出たからといってなれるわけではないので、日々の自分の努力、自己管理が必要となってきます。心構えも学ぶことができるので、しっかりと自分の目標を持ち学ぶことが大切となってきます。