声の印象
私は地声が低いです。
そのせいか、昔からよく「顔と声のイメージが違う」と言われます。
顔はどちらかというと、丸顔で童顔。
黙っていれば「女の子らしい」「大人しそう」と言われるので、おそらく女の子らしい可愛い声を想像させるのだと思います。
もちろん、私自身がそれを一番気にしていて、イメージが違うと言われるたびに少し落ち込んでしまうのです。
相手をがっかりさせているのかなと気になってしまうんですね。
また声が低いということで損をしてしまうこともいくつかあります。
一番多いのは電話のとき。
電話がかかってきて出ると「機嫌悪いの?」と何度も聞かれましたし、そのたびに否定をしますが否定をすることにイライラしてしまい、「やっぱり何か機嫌悪いね」と誤解されたりします。
私は普通のテンションで電話に出ているのですが、どうも機嫌が悪く思われますね。
なので仕事の電話などは特に気にして、少しオーバーに声を高めに出すようにしています。
そしてカラオケもすごく苦手です。
声が低くても上手な人はいますが、私は本当に高い声が出ないので、歌える歌も少ないですし、みんなが聴いてる中でコンプレックスをさらしているようで…。
飲み会などの二次会でたまにカラオケに行くのですが、楽しそうにしている友人を見て羨ましいなと思います。
そんな低い声をコンプレックスに思っている私に、ある友人が「声が低めの方が落ち着いてていいと思うけどな」と言ってくれたのです。
その友人は声が可愛くて、笑い声も心地よくてまさに私の憧れなので少し驚きました。
その友人はこの声で話すとぶりっこしてる、わざとらしいと言われることがあるそうです。
ないものねだりなのでしょうね、お互い自分が持っていないものには憧れがあるものなんだと気づきましたし、その立場になったらなったで悩みがあるものなのでしょうね。
そして最近気づかされたのは、声の低さで不機嫌に見られると思っていましたが、声が低くても大切なのは話し方です。
仕事の相手には丁寧に話せば不機嫌には思われません。
なので、友達や身内だからと私はどこか雑に話していたから不機嫌に思われていたのかなと。
声ばかりは治しようがないので、友人が言ってくれたように落ち着いた声なんだと長所に思って、丁寧に話すようにしようと思いました。
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声が低く嫌でたまりません
私は女ですが幼少期から声が低く周りの子に「変な声」と言われていました。周りの子は声が高く可愛い声で自分はどちらかと言うと低く芸能人で例えると南海キャンディーズのしずちゃん系の声です。
この声で得した事はありません。
私は細く小柄の為、初対面や自己紹介で「えっ?そんな声なの?」と驚かれる事が多かったです。
また電話口に出て必ず自分宛のセールスだと大概男に間違えられました。
「○○さんはご在宅ですか?」「○○さんの弟(もしくは兄)さんですか?」と名前女=女っぽい声と思って聞いてくる事が多くて嫌でした。その度に「わたしが○○ですが」→「これは失礼しました。」のやり取りが繰り返されて腹が立つ事が多かったです。
また声が可愛く無いとうのは結構損で俗にいう若いからこそ言える「○○じゃないですか?」とか「キャー」、「やめてくださいよう?」という甘え声が一切似合わない、言ったら変、気持ち悪い!という事がありました。友達は声が高くちょっとした甘えた声で
会社の先輩に好印象を持たれていましたが自分には、若い頃それこそ10~20代それがやってみたくてもできなかったのが歯がゆい、というか損だなぁと思いました。
そんな自分ですが話し方に慣れようとコールセンターで働いていた時期がありました。お客様からお褒めの言葉を頂く事もあり、話し方、言い方のニュアンスに気持ちを込めて言う事の大切さを知ったわけですが、やっぱりコールセンターでも一度受付たお客様から「再度連絡があったよ」と言われた時にその受付仲間から「さっきのお客さん男性の○○さんと言ってた」と聞かされてガッカリしました。声で女性だと思われていないとつくづく悲しさを覚えました。
一番辛いのがカラオケです。音痴云々の前に歌える歌が少ないという事、まず高い声の歌は歌えませんし、歌いきれません。声が変に裏返ったりかすれたり歌いきれないので結局声の低い人の歌を探して歌うしか道はありません。
女性ボーカルの歌が歌えないのが悲しいです。
そのため男性ボーカルのハードロック系が一番歌いやすいのですが、歌うと大概の男性陣が引きます。「こんな歌、歌うの?こんな歌が好きなの?」見た目+低い声でちょっと変な曲を選ぶね、もっと明るい曲を歌うと思っていた等、声のコンプレックスについて挙げたら本当にキリがありません。
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「元・合唱部員」というコンプレックス
私は高校生の頃に、合唱部に入っていました。
その合唱部は顧問の先生が熱心で、全国大会への出場もあり、有名でした。
そのため、
「○○高校の出身です、合唱部に入っていました」
というとたいてい、
「そうなの?じゃ歌がうまいんでしょう?歌って歌って!」
と例外なく言われたものです。
大学生の頃も、また卒業後に就職した会社でも、いつもそうでした。新人歓迎会などで、宴会のあと二次会でカラオケに引っ張っていかれ、「まず一曲!」と言われるのが常でした。
でも、カラオケで歌うのは、私にとっては苦手なことでした。
実は自分の声に、コンプレックスを持っていたのです。
確かに、合唱部にいたくらいですから歌は好きでした。ただ、合唱で歌うのと、カラオケで歌うのとでは、勝手が違うのです。合唱では、ハーモニーが重視されます。
まわりに溶け込む声が求められますから、一人だけ目立つ声ではだめなのです。
私の声は、顧問の先生に「合唱向き」と言われました。音程がしっかりしていて声が柔らかく、透明感がある、と。
そのときは、「ほめられた!」と、とても嬉しかったのですが…。
でも、元々あまり声量が大きくないこともあり、ソロをまかされることはほとんどありませんでした。同じ合唱部のメンバーでも、ハーモニー向きの声とソロ向きの声を使い分けられる人もいて、うらやましく思っていました。
そういう人はカラオケで一人で歌っても、とても上手です。
ですが私の場合は、一人で歌うと個性の乏しい歌になってしまうのが気になっていました。
きれいな声でなくっても、その人なりの味のある歌は聞いていて楽しいですよね。でも私の場合は、迫力にかけるというか、おとなしく、こじんまりと無難にまとまってしまうのです。
ですから、歌えと言われてカラオケで歌っても、中途半端というか地味な出来になって、期待はずれっぽいリアクションをされるのがイヤでした。
そんなわけで、それ以来カラオケで「歌え」と言われると、無理やり誰かをさそってデュエットにしてしまい、コーラスパートを歌ってごまかしています。コーラスパートならきれいにハモる自信はありますので、まわりの人も喜んでくれます。
でも本当は、ソロでも素敵に歌えたらなぁ、というのが素直な気持ちなのです。
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結婚式で土俵入り?
今までに参加した結婚式でのサプライズで、最も印象的だったのは、新郎の同僚による余興「幕内力士の土俵入り」でした。
普通、結婚式の同僚の余興といえば歌などが定番かなと思うのですが、「土俵入り」とは…!と驚きました。新郎の同僚たちが、とても体格の良い人が多かったからでしょうか。結婚式前に、皆で揃って企画を練って、練習をしていたそうです。
披露宴のさなか、「新郎の同僚の皆さんによる、土俵入りです!」との司会者のアナウンスに、列席者一同から、「おおー」とどよめきが上がりました。
披露宴会場のドアが開いて、拍子木の音が聞こえたと思ったら、力士姿の男性たちが一列に並んで入ってきました。皆さん、まわし姿で、上半身はハダカ!そして頭には、力士のマゲのようなカツラをかぶっています。このカツラのチープさがまた、何ともユーモラス。化粧回しは、派手な柄のバスタオル製のようでした。
全員、新郎新婦のそばまで歩み寄り、力士一同、勢ぞろいです。順番に四股名?を紹介していき、お祝いの言葉を述べます。そのうちの、ひときわ体格の良い方が「横綱」です。不知火型か雲竜型か、型の名前はよくわかりませんが、土俵入りのパフォーマンスが始まりました。
シコを踏むと、列席者から「ヨイショ!」と掛け声までいただいていました。
そして、力士の一人が一升瓶を持ってきて、新郎にお酒をついだり歌ったりして、大盛り上がり。最後には全員で整列し、化粧まわしをぱっとめくりあげると、「結婚おめでとう!」の文字が貼られているという演出。おめでたい雰囲気が、とてもよく出ていました。
後日、耳にしたところによると、新婦の親戚のおばあちゃまが、“本物の力士が来た!”と思ったらしく、ありがたさの余り拝んでいた、という話まで聞きました。力士役の同僚の皆さんが、あまりにもそれっぽかったためでしょうか。ほほえましい話だなと思いました。また、出番前、会場ドアの前でスタンバイしている時に、ホテルのスタッフの方がドアを開けるために側にいたそうですが、一同の力士姿を間近で見ていたスタッフは、懸命に笑いをこらえていたそうです。
その後も、独身の同僚が結婚すると、伝統のようにしばらく土俵入りのパフォーマンスは続いたそうです。社内で名物になっていたのかもしれませんね。
華やかな業界の裏に潜んだ数々の苦労の日々
声優の仕事は声をあやつくとも言われているプロの方々のことを言います。普段何気なく見ているアニメや洋画の吹き替えなど、数多くの声優の方が華やかに活躍しているのです。
最近では、アニメなどの声の吹き替えのほかにも、テレビなどでの顔出しの頻度も増えてきました。そして、ライブや歌手活動などと声優の仕事としての幅も増えつつあるのです。
そんな声優業ですが、華やかに見える舞台の裏ではたくさんの苦労の日々があるのです。そんな苦労を乗り越えた人たちが、声優として活躍をしているといいます。
声優志望者の数は、年間で8000人程いるといわれ、かなりの人気の職業ともいわれています。激戦の職業ですが、新人のころはお給料も少なく、アルバイトと掛け持ちをしながら声優の仕事をする人も少なくはありません。待遇もあまりいいとは言えず、仕事の量とお給料は割に合わないとも言われています。
そして、主人公を演じているからといってギャラが必ずしも高いというわけではないといいます。たくさんセリフのある主人公と、無口なキャラクターと声優さんのお給料は変わらないのです。
セリフが多いからお給料が高いかというとそうとは限らないのです。
低い順に、洋画、アニメ、パチンコ、ゲームと、どんな仕事をするかによってもお給料が変わるようです。
今、人気急上昇の声優さんも、声優業は厳しい、声優をしている人の1万人位は声優業だけでは食べていけないといいます。声優業だけで食べていける人はほんのわずかなんだといいます。
苦労している人はたくさんいます。苦労していない人はいないのではないかと思います。
しかし、苦労してでも、声優になりたいと思うほどに、声優いう職業は見ている視聴者に夢や希望を与える職業でもあるのです。
そして、苦労しているだけに、声優同士でもお互いに刺激を与えながら成長していくことができる仕事でもあります。アニメがクランクアップしたときの達成感などはすごく大きなものになり、それを分かち合うことができる人たちもたくさんいます。
大勢の人が一人ひとり集まってひとつのものを作り上げていく瞬間はお給料以上に大きなものを得ることができるのではないでしょうか。
苦労もたくさんありますが、喜びや達成感も大きな仕事です。そして、自分自身も無限大に高めていくことができ、どんどん成長していくことができる職業でもあるのです。そして、その思いは、数々の苦労を乗り越えてきた人にこそ味わうことができるものなのではないかと思います。
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私の妹が小さい頃…
私の妹が小さい頃にしたことで、今も強烈に覚えていることがあるんですが、もう中年になりましたが、私は忘れていません。
それは、妹が、まだ幼稚園くらいの時のことです。
突然、自分の股間の某(なにがし)かに興味を持ち、部屋の床に座って、股を大きく開き、真ん中についている自分自身の女のそれを、ジーッと見て、何か指でつついているのです。
私はもうかなりお姉ちゃんだったので、見てはいけない物を見たようで、ショックを受けました。妹は純粋に、なんの悪気もなくあそこをつついていて、それを真剣に不思議がっていたけど、小さいからいいような物の…
苦笑いでした。
きちんと幼稚園の制服を着ていたので、パンツだけ自分で脱いでやっていたので…
あまりにもすごいもので、私もすぐ下の妹も、そんなことはやらなかったから、ずいぶんマセた子供だ…と思いました。
あと、歌をよく間違えていました。
「エースを狙え!」のエンディングの歌で「燃え上がる恋も、燃え上がる明日も、白いテニスコートに、白いテニスコートに!あーあ、テニスコートにー」という所があるんですが、妹はなんと!長い間、「燃え上がる小芋」と覚えていたらしく、ずっと後になって『え?あれ、違うの?』みたいなことを言われたときには、ビックリしました。
それから童謡の「ふるさと」も、間違えて覚えていたらしく、「うさぎ追いし、かの山…」の箇所を、小さかったので、うさぎが、おいしいなどと、思って歌っていたんですよ。
まさか!?と思われるでしょうが、小さい頃って、歌詞が全部ひらがなをふられていて、漢字で書かれてないことが多くて子供だと間違えやすいみたいです。
でも、私たちはそういうミスはしなかったし、なんとなく全体の文章から、これは、うさぎを追った、懐かしい山があり、作者が昔、小鮒を釣った、懐かしい川がある事を簡単に連想させるものであって、今でも忘れない故郷、というのは容易にわかることです。
だけど身近な兄弟でも、あの歌詞を、うさぎがおいしかった、と思っている者もおり、聞いてみないとわからないなー、と絶句しました。
あれでも、正直に白状したからわかったけど、知ったかぶりをされていたら、お姉さんでも、妹はこんなにバカなのだ、ということも知らずに生きて行く羽目になった…あー、良かった、と胸をなで下ろしています。
恥ずかしい、息子の純粋な質問
私の息子が2歳の時でした。
だいぶ言葉も出てきて、いろんなおしゃべりを楽しむようになってきていた頃です。
たまたま出掛けたショッピングセンターで、息子と一緒にトイレに入ったのでが、その日はたまたま生理でした。
でもまだ2歳の子供が、私の生理を気にはしないだろうと、普通にナプキンの交換をしたんです。
すると息子は妙に興味深くこちらを見てきました。
なんとなく恥ずかしかったので、ササッと素早く交換を済ませたのですが、その時突然息子が「ママ、血出たの?」と聞いてきたんです。
トイレには、別の方も入っていたようで、それを聞かれるのか恥ずかしかった私は「違うよ?どうしたの?」とシラを切ったんです。
それで軽く済ませてトイレを出ようと思ったのてすが、今度は「血じゃないの?じゃあウンチ出ちゃったの?漏れちゃったの?」と聞いてきたんです。
それこそ恥ずかしいので、「ううん。ちょっと血出ちゃったのかな? と、小声で答えました。
なのに、こちらの気持ちも知らずに息子は大きな声でさらに続けます。
「血出ちゃったの?お尻痛いの?大丈夫?」
もう、顔から火が出るほど恥ずかしくて、トイレに誰も居なくなるまで個室から出られませんでした。
けれど、不幸はそれで終わらなかったんです。
その後、バスに乗り込んだのですが、シーンと静まり返ったバスの中で、息子はまた思い出したらしく「ママ、まだ痛い?」と聞いてきたんです。
どうか、それ以上何も言わずに何も聞かずに終わらせて~と願いながら「大丈夫だよ」と、コッソリ答えました。
でも、2歳の男の子が空気を読むなんて、できるはずありません。
「そっかー。お尻から血出ちゃったもんね。びっくりしたよ。でも、痛くないんだね。良かった」 と言うのです。
「何のこと?」 と、またしらを切ってみたけれど、「さっき出てたしょ?トイレでパンツに血ついてたしょ?忘れたの?」と大きな声で言うんです。
シーンとした車内で、です。
「私は今日生理です」と公にしたようなものです。
逃げ出したかったけど、降りるべき停留所はまだ先だったので、それまでずっとうつむいたまま、時間が過ぎるのを待ち、やっとついた停留所で、逃げるようにしてバスを降りました。
もう生理の時に2度と息子と一緒にはトイレに入らないと誓ったのでした。