声の達人になるためのブログ

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赤ちゃんを授かることは、自分の事しか考えてない

現在妊娠中です。妊娠が分かった当時は契約社員として働いていましたが、理解のない職場だった為、赤ちゃんの事を考えて退職しました。

私のいた職場は独身女性だけで、30~40代の方が多かったです。20代は私だけでした。初めに直属の上司(この方は40代で、私の妊娠が分かる少し前に結婚されました。子どもはいません。)に相談すると、「おめでとう!良かったね~。」と喜んで下さり、体調が悪かったた勤務も短時間にできるよう考慮してくれるとおっしゃいました。

勤務に関しても考慮してもらえると安心し、頑張ろうと思いながら仕事をしていたのですが、しばらくすると「人がいないから勤務の短縮は無理。頑張ってもらうしかない。」と言われました。力仕事などは申し訳ないと思いながらも先輩方に助けて頂いて、なんとか業務をこなしていました。

しかし、しばらくして出血がありました。私の仕事には夜勤もあり、仕事と家事をしながらの生活で少し疲れていたのもあります。病院に電話すると、初期には良くあることだから、仕事は休んで安静にしていれば大丈夫と言われ、会社に少しの間休みたいと電話しました。すると、その上司は言いました。

「それってさぁ、自分の事しか考えてないよね?わかるかなぁ?会社なんだよ?みんな同じ給料もらってやってるの。あなただけ特別じゃないの。はぁ、、(ため息)他の人に頼むの?」

愕然としました。ショックで言葉が見つからず、すみませんと言うのがやっとでした。その後は何も考えられず、電話で無言になる私が悪いのですが喋ることができませんでした。すると、「今回は○○さんに頼んでみるから、確認して折り返します。」と、一方的に切られました。少しして先輩が代わってくれるということで連絡が来ました。

お礼を言って電話を切ると、悲しくて涙が出てきました。赤ちゃんができて嬉しいはずなのに辛かったのです。
同じ女性として、こんな言葉を投げつけられるとは思いませんでした。
責任者として、経営が成り立たない状態となることがどれほど大変な事なのかはわかります。飲食店で働いていた時、突然来なくなる人の代わりに店長が休みなく働く姿を見たことがあります。
しかし彼女は違いました。自分が大変になることが嫌なだけのように感じる言葉でした。事実、代わりの人が見つかったあとの電話では落ち着きを取り戻していました。

出血も落ち着き、会社に行くと話があると呼び出されました。
「これからどうしようと思ってるの?普通に働けるの?」と聞かれ、私はギリギリまでは働きたいと思っていることを伝えました。しかし、「今人も探してるし、無理して続けなくてもいいんじゃないかな?まわりの事も考えてる?考えてないよね?」

ここまで言われて私もこんな風にしか言えない人の元て働くのは赤ちゃんを育てる環境には適していないと思い、その月で辞めることにしました。

結婚していたら、今後自分の身にも起こりうるであろう妊娠に対してここまで理解のない人もいるんだと、諦めにも似た感情でした。
事実周りの先輩方に助けられ、迷惑を沢山かけていたので、その事に対する謝罪と感謝をして辞めました。

こういう職場が無くならない限り、子どもを安心して産める女性は減るばかりだと思います。理解のある職場作りや、上司の偏った考えを無くすなど、もっと安心して働ける環境を増やして欲しいと切に願います。