声の達人になるためのブログ

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消費税引き上げは必要なのか

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私は子供を3人産みました。本当なら、もっと産みたいのです。子供は可愛いし、育てると言うよりも、むしろ子供によって、母親として育てられているようにも感じられます。自分も成長できるし、学べることがたくさんあるし、人生をとても豊かにしてくれます。 けれど、これ以上は産めないのです。泣く泣くあきらめなければならないのです。 それは経済的な面です。 給料は年収400万円です。そのうち税金と年金を取られ、手元に残るのはわずかなのです。年金と言っても、老後無事返ってくるのかもわからないと言うのに。けれど、その年収は日本人の平均的な額なのです。 つまり、うちと同じように経済面で子供をあきらめる家庭はほとんどだという事です。 子供手当ももらっていますが、月に1人1万円ではその子を無事育てていくことはできません。タブレットや携帯、DSなどのゲーム機、世の中が便利になればなるほどに、子供が欲しがるものも高額になっていきます。 学費や塾などの学習費、習い事、食費などを考えると、400万の年収では3人が限度です。 政府は少子化が進んでいるのは、結婚しない人が増え、女性の社会進出のせいと考えているかもしれませんが、本来は、2分割され、結婚も出産もしない女性が増える一方で、結婚して、たくさん子供が欲しいという女性も増えているのです。 ですから、結婚しない女性に子供を産むように呼びかけるよりは、結婚して子供を産みたい人に安心して産める環境を整えてあげることが大切だと思うのです。 1人の女性が5人、6人、産めば、産まない女性がいても平均すれば少子化にはなりません。 では、産める環境を整えるためにはどうすればいいのか。 3人以上の子供から、手当を大きくするなどの対策が欲しいのです。幼稚園も今は一人につき2万円かかります。それを3人目4からは無料にするとか、医療費はかからないようにするとか、子供がたくさんいても、無事幼稚園にも入れられるし、病気になっても病院に行けると言う安心が欲しいのです。 食費も子供が増えれば嵩みます。 日本を立て直すための消費税引き上げはわかりますが、お金のない人から吸い取ってどうなるのでしょう。 数十円の納豆から税金を取ってどうするのでしょう。 税金が必要なら、高級外車や宝石など、お金を持っている人が買う贅沢品から多くとるべきではないでしょうか。 10円20円の世界で必死に切り詰めている私たちにとって、8パーセントと言うのは、決して安い金額ではないのです。 消費税が上がるたび、子供に食べさせてあげられるものが1品ずつ減っていきます。成長期なのに。この現状で少子化にならないようにと考えても、産むことはできないのです。 その子の安心できる将来が見えないからです。